ケーキ屋さんのショーケースに、モンブランが3つ並んでいました。黄色いもの、薄い茶色のもの、そして濃い茶色のもの。値段もそれぞれ違っていて、どれにしようか、しばらく悩んでしまいました。
- コージーコーナーのモンブランで迷っている
- 3種類の見た目と味の違いを知りたい
- どれがいちばん甘いのか知りたい
- 自分の好みに合うものを選びたい

3つも並んでたら、そりゃ迷うよね。

迷いに迷って、ぜんぶ買ってきちゃった
そこで、3種類を同じ日にぜんぶ買って、食べ比べてみました。写真も同じ場所で撮っているので、色の違いがそのまま見比べられます。
この記事では、見た目・断面・甘さの3つの面から違いをお伝えします。次にショーケースの前で迷ったとき、選ぶヒントになればうれしいです。
コージーコーナーの3種類
銀座コージーコーナーには、モンブランが3種類あります。昔ながらの黄色いモンブラン、茨城県産和栗のモンブラン、そして渋皮栗のモンブランです。このうち2つは一年中買えますが、和栗のモンブランだけは季節限定になっています。値段もそれぞれ違うので、まずは3つがどんなケーキなのかを見ていきましょう。
昔ながらの黄色いモンブラン
いちばん左の黄色いモンブランは、税込530円です。3つの中でいちばん手に取りやすい値段で、一年中買えます。
公式サイトでは「昔ながらの黄色いモンブラン」と紹介されています。この黄色は、栗の甘露煮の色です。
上に絞られたマロンあんには、栗の甘露煮が砕いて混ぜ込まれているそうです。その下にはラム酒の香りのクリーム、いちばん下にカスタードとスポンジが重なっていました。
茨城県産和栗のモンブラン
真ん中の薄い茶色のものが、茨城県産和栗のモンブランです。税込594円で、こちらは季節限定になります。
栗の名産地として知られる茨城県産の和栗を使ったケーキです。和栗ペーストクリームと和栗あんに、ホイップクリームとマロン風味のスポンジが組み合わされています。2026年は9月11日から販売され、2027年1月28日頃までの予定です。
渋皮栗のモンブラン
右端のいちばん色が濃いものが、渋皮栗のモンブランです。税込638円と、3つの中ではいちばん高くなっています。こちらも一年中買えるケーキです。
いちばんの特徴は、中に渋皮栗の粒入りチーズクリームが入っているところでしょう。上の濃い茶色は、4種類の栗ペーストを合わせた渋皮栗あんです。てっぺんには渋皮栗がひとつ、そのままのせられています。
見た目と断面の違い
3つを並べてみると、まず目に入るのが色の違いです。黄色、薄い茶色、濃い茶色と、きれいに分かれています。さらに切ってみると、。中の構造もそれぞれ違っていました。写真で見ていきましょう。
クリームの色の違い
左から、黄色・薄い茶色・濃い茶色の順に並べています。

黄色は栗の甘露煮、薄い茶色は和栗、濃い茶色は渋皮栗あんの色です。同じ「モンブラン」という名前でも、使っている栗と作り方が違うと、ここまで色が変わります。
モンブランの色の違いについては、こちらの記事でくわしく書いています。

断面で分かる中身の違い
切ってみると、外からは見えなかった中身が出てきました。
黄色いモンブランは、白いクリームがたっぷり入っていました。クリームの中には、栗の甘露煮の粒がつぶつぶと混ざっています。スポンジの中をのぞくと、下のほうになめらかなカスタードが隠れていました。

茨城県産和栗のモンブランは、ホイップクリームの中に和栗あんがまるく入っていました。公式サイトには材料は書かれていますが、どこに何が入っているかまでは書かれていません。切ってみて初めて分かった部分です。

渋皮栗のモンブランは、下からスポンジ、栗カスタード、渋皮栗の粒入りチーズクリーム、渋皮栗あんと重なっていました。

上のクリームが重いので、切るとすぐ倒れてしまいます。きれいに切れませんでしたが、層の重なりは分かっていただけるかと思います。
値段と季節の違い
3つの違いを表にまとめました。
| モンブラン | 茨城県産和栗のモンブラン | 渋皮栗のモンブラン | |
|---|---|---|---|
| 色 | 黄色 | 薄い茶色 | 濃い茶色 |
| 税込価格 | 530円 | 594円 | 638円 |
| 販売 | 通年 | 季節限定 | 通年 |
いちばん安いのが黄色いモンブラン、いちばん高いのが渋皮栗のモンブランです。和栗のモンブランは季節限定なので、食べ比べをするなら秋から冬のあいだになります。
食べ比べた甘さの違い
ここからは、実際に食べた感想です。3つを少しずつ食べながら、層ごとに甘さを10段階で記録しました。とはいえ甘さの感じ方は人それぞれですし、続けて食べていると感覚も変わってきます。まず、どう測ったかからお伝えします。
甘さの測り方
いちばん甘いと感じた渋皮栗あんを10として、そこから他の部分を比べていきました。
つまり10は「甘さの上限」ではなく、「この3つの中でいちばん甘い」という意味です。他のお店のケーキと比べるための数字ではないことだけ、はじめにお伝えしておきます。
いちばん甘いのは渋皮栗
3つの中でいちばん甘かったのは、渋皮栗のモンブランでした。
上に絞られた渋皮栗あんは甘さ10。栗の味がはっきりしていて、ほんのり洋酒の風味も感じました。いっぽうで土台のスポンジは甘さ3と控えめです。ふわふわとやわらかくて、おいしいスポンジでした。
てっぺんの渋皮栗は甘さ5ほどで、そんなに甘くありません。渋皮栗煮ですが、少し固めの食感でした。
黄色いモンブランは上が甘め
黄色いモンブランは、2つのちょうど間くらいの甘さでした。
カスタードやクリームはどれも甘さ6ほどで、そろっています。そのぶん、上に絞られたマロンあんの甘さ9が目立ちました。栗の甘露煮を砕いて混ぜ込んであるそうで、ほんの少しつぶつぶとした食感があります。
てっぺんの栗の甘露煮は甘さ5ほどで、思ったより控えめでした。
いちばん控えめなのは和栗
反対に、いちばん甘さが控えめだったのが茨城県産和栗のモンブランです。
中の和栗あんが甘さ4、ホイップクリームが5、上の栗あんが6。どの層も4から6におさまっていて、全体のバランスが取れています。
甘いものがそれほど得意でない方や、栗そのものの味を楽しみたい方に向いていると思います。
説明と実際に食べた印象
公式サイトの商品説明を読んでから食べると、思っていたものと少し違って感じる部分がありました。ここは完全に私個人の感じ方になるのですが、説明を読んで期待して買う方もいるかもしれないので、正直に書いておきます。
バターのコクは感じたか
渋皮栗あんは「バターのコクと生クリームの乳味を合わせた」と紹介されています。
たしかにコクはしっかりありました。ただ、バターだと言われなければ気づかなかったかもしれません。それよりも栗の味の濃さのほうが前に出ていて、私にはそちらが印象に残りました。
チーズクリームの存在感
渋皮栗のモンブランには、渋皮栗の粒入りチーズクリームが入っています。
食べてみると、たしかにほんのりチーズらしさがありました。とはいえ主張は強くなく、言われないと気づかない方もいるかと思います。
栗のつぶつぶが入った、やわらかいクリームという印象でした。
マロン風味のスポンジ
茨城県産和栗のモンブランの土台は、マロン風味のスポンジと紹介されています。
ふわふわでおいしいスポンジスポンジでしたが、私にはマロンの風味までは分かりませんでした。上のクリームの味が濃いので、気づかなかったのかもしれません。
モンブラン3種のよくある質問
最後に、買うときに気になりそうなことをまとめました。公式サイトで確認できたことと、私が食べて感じたことを分けて書いています。
和栗のモンブランはいつまで
2026年9月11日から、2027年1月28日頃までの予定です。ただし12月23日から25日は販売が休みになります。黄色いモンブランと渋皮栗のモンブランは、一年中買えます。
いちばん甘いのはどれ
私が食べた印象では、渋皮栗のモンブランです。上に絞られた渋皮栗あんの甘さがいちばん強く感じられました。反対にいちばん控えめだったのは、茨城県産和栗のモンブランです。
お酒は使われているか
3つとも、お酒が使われています。黄色いモンブランにはラム酒の香りのクリームが入っていますし、渋皮栗のモンブランからも洋酒の風味を感じました。和栗のモンブランも、商品ページに香りづけとしてお酒の表示があります。
小さなお子さんに買うときは、気に留めておくとよいかもしれません。
渋皮栗の栗はどこのもの
公式サイトによると、熊本県産の蒸し栗ペーストを含む4種類の栗ペーストが使われています。残りの3種類がどこの栗かは公表されていません。
濃い茶色のモンブランだからといって、外国の栗とはかぎらないということですね。
リニューアルで変わった点
黄色いモンブランと渋皮栗のモンブランは、2026年9月1日にリニューアルされています。公式サイトによると、改良のポイントは「口どけと栗感のUP」とのことです。この記事で食べているのは、リニューアル後のものです。
3つとも同じ日に買えるか
私が行ったお店では、3つとも並んでいました。ただし店舗によって取り扱いが違うことや、売り切れることもあります。食べ比べをしたい方は、早めの時間に行くと安心です。
まとめ
銀座コージーコーナーのモンブラン3種類を食べ比べてきました。
- 黄色いモンブラン(530円・通年)…栗の甘露煮の黄色、手に取りやすい値段
- 茨城県産和栗のモンブラン(594円・季節限定)…いちばん甘さ控えめ
- 渋皮栗のモンブラン(638円・通年)…いちばん甘く、チーズクリーム入り
選ぶときの目安をお伝えすると、こうなります。
しっかり甘いものが食べたい日は、渋皮栗のモンブラン。甘さ控えめで栗の味を楽しみたいときは、茨城県産和栗のモンブラン。昔ながらの味がなつかしい方には、黄色いモンブランです。
私がいちばん好きだったのは、渋皮栗のモンブランでした。やっぱり渋皮栗煮が好きなのだと思います。
3つ並べて食べると、同じ「モンブラン」でもこんなに違うのかと驚きました。ひとつずつ食べていたら、きっと気づかなかったと思います。
和栗のモンブランが買えるのは、2027年1月28日頃まで。3つ並ぶのは季節のあいだだけなので、気になった方はぜひ食べ比べてみてください。
モンブランの種類そのものについては、こちらの記事で詳しくお伝えしています。



コメント